鳥取市立津ノ井小学校

　午前１０時頃に氷ノ山スキー場に立った子どもたち。 　真っ白な雪の上で、インストラクターさんの指導を受けながら６時間の練習に取り組みました。お昼にカレーライスを食べ、途中休憩しながら、友だちと声をかけあいスキーを楽しみました。転んだ時の起き上がり方も大切な学習です。 　欠席だったお友達にも、お土産話ができるといいですね。 　

　毎月、第二学校給食センターより、献立を考えてくださる栄養士さんや栄養教諭さんが来校し、学年に合わせた食の指導を行います。今月は、１年生が「給食ができるまで」の紙芝居を調理員さんにしていただきながら給食を食べました。真っ白な服を着た調理員さんの姿や大きなザル、しゃもじ、お鍋の大きさなどに驚きながら、楽しそうに紙芝居を聞きました。

　卒業が近づき、６年生にとっては中学校に向けて期待と不安が入り混じる時期といえると思います。そんな中、今日は桜ヶ丘中学校の中学生（津ノ井小の卒業生）が「ドリームプロジェクト」として本校を訪れ、今頑張っていることや、６年生に向けてのメッセージを語ってくれました。「難しいことも挑戦すると人として成長できます」「小さいことにも目を向けることで信頼が得られます」「することが増えるので優先順位をつけて生活することが大切」など、堂々と話すかっこいい中学生の姿を、なりたい自分をイメージしながら聞けたことと思います。また、中学校生活についての質問にも丁寧に答えてくれ、話を聞くにつれ安心した表情になっていくのがわかりました。中学生の言葉は６年生の心にしっかりと届いたようで、たくさんのアドバイスをもとにこれから卒業までに取り組みたいことも１人１人決めることができました。今日はありがとうございました。

　今年も、鳥取工業高校の先生、生徒のみなさんにお世話になり、５年生は出前授業をしていただきました。子どもたちは、プログラミングをしてドローンを飛ばしたり、レジン液を紫外線装置で固めて樹脂アクセサリーを作ったりしました。自分がプログラミングしたようにドローンが飛ぶと歓声が上がり、もっと面白い動きになるように工夫してプログラミングに取り組む姿が見られました。５年生の子どもたちは、高校生にやさしく、丁寧に教えてもらったおかげで、時間のたつのも忘れて夢中になって活動を楽しみ、作った小物を大切に持ち帰っていました。鳥工のみなさん、ありがとうございました。 　この出前授業の様子は、１月26日、27日にいなばぴょんぴょんネットの番組「とっとりウォーキング」で放送される予定です。

　毎朝、リーダー委員会の児童は、学校前で、登校してくる一人一人にあいさつをしています。リーダー委員はがんばっていますが、自分からあいさつができる児童ばかりでなく、声をかけてもあいさつが返ってこないこともあります。そこで、今週はあいさつの花が咲く津ノ井小学校をめざして、「あいさつ運動」を行っています。リーダー委員はポスターを作成し、シールを渡して「あいさつキングになろう」という取り組みを考えました。あいさつする意識を高めたいというリーダー委員の気持ちが通じたのか、今週は少しずつあいさつの声がよくなっています。「おはようございます」や「こんにちは」など気持ちのよいあいさつができる津ノ井小学校にしたいです。

　１月も中旬を過ぎました。もうすぐ卒業する６年生に代わり、学校のリーダーとして少しずつ５年生が動き始めています。今日は５年生にとって大きな意味をもつ「６年生を送る会」に向けて、１年から５年の代表が集まり代表委員会を行いました。司会進行、記録等はもちろん５年生で、当日全員で行う遊びや在校生からのプレゼントは何がよいか決める話合いをリードしました。５年生のがんばりのおかげで、どうすれば６年生に喜んでもらえ、みんなが楽しめる会になるのか、活発に意見を出して話し合うことができました。これからの５年生の活躍が楽しみにです。

　８時１５分から１０分間の朝の活動の時間は、読書や、おはなし広場のみなさんのよる読み聞かせ、桜咲タイム以外に、算数や国語のスキルアップタイムとして一人一人が学習しています。基礎基本の力を身に付けることを目的として、漢字や計算練習などに取り組んでいます。短い時間ですが、どの学級でも集中して学びに向かっています。

　健康委員会の児童によるイベント「おにごっこ」が昼休憩にありました。寒くても、みんなで体を動かして楽しもうということで、今日は色別班の赤組が体育館に集まりました。おににタッチされるとどんどんおにが増えていくおにごっこです。タッチしようと１年生が６年生を追いかける姿も！　追いかける方も追いかけられる方も、寒さを忘れて力いっぱい走っていました。

　学校の健康に関する取組報告の後、助産師さんに「家庭でできる早期からの性教育（自分を大切にするために）」と題した講演をしていただきました。家庭で大人（親）としての子どもへの関わり方、子どもに尋ねられた時の対応の仕方などについて考える機会となりました。

　今年度最後の参観日がありました。1年間でできるようになったことを発表し成長を感じたり、体を清潔にすることの大切さや手洗いの仕方を学んだり、安全に学校生活が送れるように生活の仕方を提案したりと、各学年に応じた学習を参観していただきました。たくさんの皆様においでいただきありがとうございました。

　鳥取警察署の方にもお世話になり、学校に不審者が侵入したという想定で防犯訓練を行いました。不審者の侵入を知らせる放送の合図や、防犯ボタンを押した場合に流れる音声を聞き、火事や地震の時との違いを確認しました。訓練の様子を見ておられた警察の方からは、不審者に見つからないようにするために、声を出したり立ち上がったりしないことが大切であると教えていただきました。また、改めて全校で「いかのおすし」について説明を聞き、学校外で声をかけられるようなことがあったときの行動を考えました。命を守るため、子どもたちも教職員も真剣に訓練をすることができました。

　久しぶりの積雪で、傘にも自分にも雪を積もらせ、寒そうに登校してきた子どもたち。でも、中間休憩になると、待ってましたとばかりに校庭に走っていき、思い思いに積もった雪を楽しんでいました。雪かきをしてくれた5年生さん、ありがとう。

 　総合的な学習の時間のまとめとして、「米パーティー」を開催しました。米づくりでご協力いただいた方々をお迎えして、収穫した星空米で作ったおむすびと学年園で育てたサツマイモを使ったみそ汁で、感謝の気持ちを伝えました。会食では、児童が作成した米づくりのコマーシャル動画を見ながら、楽しいひと時を過ごしました。

　毎週水曜日の朝は、読書ボランティア　おはなし広場のみなさんによる読み聞かせです。いつも子どもたちの興味・関心に合わせたお話を選んでくださり、季節に応じた物語や、昔話を語ってくださったりします。どの学級も、子どもたちに向けて直接話されるおはなし広場のみなさんをしっかりと見て聞いています。お話の世界にしっかりと浸り、心豊かに一日が始まります。

　令和７年、今日から学校再開です。明けましておめでとうございます。 　ランドセルを背負った子どもたちが久しぶりに学校に戻ってきました。登校時は、民生委員さんも玄関前でいっしょにあいさつをしてくださり、元気な声が学校に響きました。冬休み明けの集会では、校長先生が「言葉を大切にして、安心して過ごせる津ノ井小学校をみんなの力でつくっていきましょう」とお話をされました。まわりの人を大切にして、友だちとつながるていねいな言葉をつかっていきたいです。集会のあとは、冬休み中のできごとを友だちと話したり、さっそく学習をしたり、また休憩時間には校庭で遊んだりして過ごしました。担任の先生から、七草がゆのお話を聞いている学級もありました。健康に気をつけて、早寝早起きをし、生活リズムを整えることをしばらく頑張ってほしいです。 　保護者の皆様、地域の皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。